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ニトリ/3~11月は売上高7.8%増、営業利益4.2%増

2015年12月24日 / 決算

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ニトリホールディングスが12月22日に発表した2016年2月期第3四半期決算は、売上高3347億100万円(前年同期比7.8%増)、営業利益547億2500万円(4.2%増)、経常利益564億2900万円(5.2%増)、当期利益350億6700万円(10.1%増)となった。

家具・インテリア用品の販売では、人件費と物流関連の経費が増加したものの寝具を中心とした季節商品やベッドルーム家具が業績をけん引したことや、新規出店を進めている都市型店舗が売上の増加に寄与したことなどから増収増益の結果となった。

グループの取り組みとしては、従来までの郊外型大型店に加えて都市型店舗の新規出店や、より上質なコーディネートをキーワードとした新ブランド「NITORI QUALITY LINE」の商品ラインナップの充実や取扱い店舗の増加により、客層の拡大に努めた。

安さを維持しつつ新たな機能を追加した高付加価値商品の開発と積極的な商品入替を進め商品力の強化に取り組むとともに、前期から引き続きバーティカルマーチャンダイジングを推進し、原材料の見直し・共通化と産地の新規開拓、輸入関連コストの削減による継続的な原価低減を進めた。

国内店舗では、新規出店によるドミナント化を推し進め、第3四半期において関東地区と近畿地区にそれぞれ6店、中部・東海地区に5店、北陸甲信越地区、中国・四国地区と九州・沖縄地区にそれぞれ3店、東北地区に1店、合わせて27店を出店した。

一方、近畿地区で2店、関東地区で1店を閉鎖した結果、国内の店舗数は24店増加し370店となった。このうち小商圏フォーマットのデコホームは、8店増加し37店となった。

海外店舗では、台湾で4店を新たにオープンしたほか、中国においても2014年10月の初出店から順調に出店を重ね3店をオープンした。海外の店舗数は台湾24店、米国と中国がそれぞれ5店と合わせて34店となり、期末の国内・海外の合計店舗数は404店となった。

通期は、売上高4450億円、営業利益710億円、経常利益720億円、当期利益436億円の見通し。

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