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タキヒヨー/3~11月は売上高9.8%増、営業利益25.6%増

2015年12月25日 / 決算

タキヒヨーが12月25日に発表した2016年2月期第3四半期決算は、売上高638億3900万円(前年同期比9.8%増)、営業利益24億400万円(25.6%増)、経常利益25億2900万円(22.0%増)、当期利益17億4300万円(80.6%増)となった。

衣料品業界においては、「コーディガン」や「ガウチョパンツ」など、一部のトレンド商品に動きが見られるものの、マーケット全体では、ボリュームゾーン(中低価格帯)の停滞が継続している状況となった。

1ドル120円台と、昨年度同期間と比べ10%を超える円安水準が定着し、生産コストの上昇と合わせて厳しい収益環境が続いた。

今年度新たに立ち上げた販売部を主体としてトータル商品提案により既存有力得意先の深耕と新規先の開拓を強化するとともに、糸など素材選定から得意先と共同で取り組むことにより、付加価値を高めた商品展開に取り組んだ。

ASEAN諸国や中国東北部・内陸部の協力工場開拓と物流業務の生産性向上により、コスト低減に取り組んだ。

通期は、売上高795億円、営業利益27億円、経常利益28億5000万円、当期利益17億円の見通し。

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