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J.フロントリテイリング/売上高13.6%減、営業利益56%減

2010年01月08日 / 決算

J.フロントリテイリングが1月8日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は7100億4700万円(前年同期比13.6%減)、営業利益89億7200万円(56.5%減)、経常利益101億1900万円(51.4%減)、当期利益23億円(0.3%減)となった。

第3四半期は事業全体をマーケット志向に基づき一から見直し、時代に適合する新百貨店ビジネスモデルの構築に着手。そのモデル店舗として2009年11月に大丸心斎橋店の北館をオープンした。また現在の消費環境に対処するため、節約志向や価格志向に対応した商品の充実に努め、集客力のある販売促進活動の強化を図るなど、営業収益拡大に全社的に取組んだ。

これらの施策を実施したが、事業環境の厳しさと消費マインドの冷え込みなどで、売上高は前年を割り込み、当期利益を除く利益面も大幅な減益となった。

通期は売上高9720億円(11.4%減)、営業利益147億円(47.7%減)、経常利益155億円(45.2%減)、当期利益65億円(9.3%減)を見込んでいる。

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