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資生堂/8月の国内売上4%増

2013年09月30日 / 決算

資生堂は9月30日、8月の月次売上を発表した。同月の国内販売会社売上は、前年同月比4%増となった。

カウンセリング化粧品は、前年を大きく上回った。口紅などで秋冬の新色を発売した「クレ・ド・ポー ボーテ」の売上増に加え、既存品育成に努めた「エリクシール」が好調だった。

セルフ化粧品は、前年比減少。ヒット商品の「スペシャルジェルクリーム」が発売から一年経過した「アクアレーベル」が、反動減となった。

トイレタリーも前年比減。「シーブリーズ」がマイナスだったことなどが影響した。

同月の店頭売上は、カウンセリング化粧品がほぼ前年並み、セルフ化粧品は前年を上回った。

消費マインドに回復の兆しがみられるなか、今後は「クレ・ド・ポー ボーテ」などプレステージブランドの価値向上に注力する。

「マキアージュ」「エリクシール」などの中価格帯の中心ブランドについても、プロモーション強化と強力な新製品の導入により、店頭販売の拡大に努めていく。

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