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住友化学/農業法人「住化ファーム茨城」設立

2013年09月30日 / 経営

住友化学は9月30日、農業資材などを手がけるアイアグリとの共同出資により、農業法人「住化ファーム茨城」を設立したと発表した。

資本金は4000万円で、住友化学が9割、アイアグリが1割出資した。

新会社は、住友化学グループの肥料、農薬などの農業関連製品・サービスを用いて、茨城県守谷市でキャベツなどの栽培を行う。

生産した農産物は、同社グループの農産物販売会社である日本エコアグロを通じて販売する。

住友化学グループは、これまでに長野県、大分県、山形県、三重県の4県に農業法人「住化ファーム」を設立。トマト、イチゴ、みつばを生産し、栽培技術や農場運営に関するノウハウを蓄積してきた。

「住化ファーム茨城」では、これまで「住化ファーム」で培ってきたノウハウを生かし、農場管理や新規就農支援で実績のあるアイアグリと協力して、後継者のいない農地の効率的な使用や新規就農の機会創出を目指す。

さらに、経営規模の拡大と省力化により農産物の低コスト安定生産モデルを確立し、地域の生産者や生産団体、自治体などと協力しながら周辺地域に展開していく。

■新会社の概要
設立日年月日:2013年7月17日
本社所在地:東京都中央区
借地面積:約20ha
栽培作物:キャベツなど
栽培開始:2013年9月

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