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伊藤ハム/2016年3月期、売上高28.9%増の6200億円見込む

2015年05月11日 / 決算

伊藤ハムが5月11日に発表した2015年3月期の業績は、売上高4811億3000万円(3.8%増)、営業利益37億6400万円(23.2%減)、経常利益65億7100万円(11.6%増)、当期利益115億2200万円(2.4倍)となった。

売上高は、ハム・ソーセージは4.0%減、調理加工食品ほかも6.8%減だったが、食肉が相場の高騰や鶏肉の販売量の増加により前期に比べて11.6%増となり、売上高全体増収となった。

利益面は、売上総利益が、食肉の利益が大幅に増加したが、ハム・ソーセージや調理加工食品ほかの利益は、減収と原材料価格の高騰等の影響が大きく、前期に比べて7億900万円減少して810億9700万円(0.9%減)。

営業利益は、主力商品のプロモーション費用を積極投入したことから販売費及び一般管理費が増加し減益となった。

経常利益は、海外関連会社の業績改善等に伴って持分法による投資利益が増加し増益、当期利益は、関連会社株式の追加取得に伴って発生した段階取得に係る差益を特別利益に計上したため大幅な増益となった。

次期の見通しでは、アンズコフーズ社の子会社化により、海外市場の成長を取り込み、、売上高6200億円(28.9%増)、営業利益90億円(2.4倍)、経常利益100億円(52.2%増)、当期利益70億円(39.3%減)を見込んでいる。

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