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明治HD/2016年3月期通期、上方修正

2015年08月05日 / 決算

明治ホールディングスが8月5日発表した2016年3月期第1四半期の決算は、売上高が前年同期比7.1%増の2931億8800万円、営業利益は57.1%増の168億7100万円、純利益が約3倍の222億4000万円だった。

食品の売上では、昨年発売した「明治プロビオヨーグルトR-1」の「低糖・低カロリータイプ」と「低脂肪タイプ」が引き続き売り上げ拡大に寄与。今年4月に発売した「明治プロビオヨーグルトPA-3」が、当初の売り上げ予想を上回る状況で推移するなど、チーズ、菓子、スポーツ栄養商品などが好調だった。

医薬品部門でも売上高は、国内医療用医薬品事業の先発医薬品・ジェネリック医薬品、生物産業事業が大きく伸びた。前第4四半期に連結子会社となったメドライク社の売り上げ寄与もあり、全体では前年同期を大きく上回った。

神奈川県川崎市の固定資産譲渡に伴う売却益を特別利益に計上したことなどから、純利益が前年同期に比べ約2倍となった。

また、食品セグメントにおいて、プロバイオティクスヨーグルトなど主力商品群の売り上げが好調に推移した結果、大幅な増益となったことを受け、通期予想を上方修正。

売上高は、前回予想に比べ120億円増の1兆2060億円(前期比3.9%増)、営業利益は80億円増の600億円(16.4%増)、純利益が83億円増の500億円(61.9%増)を見込んでいる。

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