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キリンHD/1~9月、純利益2.5倍

2015年10月30日 / 決算

キリンホールディングスが10月30日に発表した2015年12月期第3四半期の連結決算は、売上高が前年同期比1.4%増の1兆6309億4000万円、営業利益は26.6%増の1023億1800万円、経常利益が38.4%増の1018億7800万円、純利益は約2.5倍の549億6400万円だった。

売り上げ面では、国内の総合飲料事業と医薬・バイオケミカル事業の販売数量像などにより、増収となった。

利益面は、国内の総合飲料事業が苦戦したものの、海外総合飲料事業の営業利益は、「企業結合に関する会計基準」の改正の早期適用で増加。医薬・バイオケミカル事業も好調だったため、営業利益、経常利益ともに増益だった。純利益は、固定資産の売却益などもあり、大きく増加している。

また2015年12月通期予想に関し、各事業の進捗や為替レートの見直しなどにより、売上・利益ともに下方修正。

売上高は前回予想比200億円減の2兆2000億円(前期比0.2%増)、営業利益が90億円減の1300億円(13.5%増)、経常利益は90億円減の1190億円(26.3%増)、純利益が90億円減の580億円(79.1%増)を見込んでいる。

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