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明治/4~9月、純利益2.6倍

2015年11月10日 / 決算

明治が11月10日に発表した2016年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比5.9%増の5923億300万円、営業利益は76.0%増の334億600万円、経常利益が80.7%増の355億6500万円、純利益は約2.6倍の331億3000万円だった。

売上高は、加工食品事業が収益性向上に向けた構造改革を進める中で減収となったが、発酵デイリー事業の「明治プロビオヨーグルトR-1」の2014年7月に発売した「低糖・低カロリータイプ」と「低脂肪タイプ」が引き続き売り上げ拡大に寄与。

チョコレートのガルボシリーズなどがけん引役となった菓子事業も好調で、栄養事業も前年同期を上回った結果、全体では増収だった。

営業利益は、原材料調達コスト上昇の影響を価格改定で補い、また各事業がプロダクトミックスの
改善や生産・物流効率化などの構造改革、費用の効率的支出などに取り組んだ結果、全体では前年同期を大幅に上回った。

2016年3月期通期は最近の業績動向を踏まえ、上方修正した。

売上高は前回発表比25億円増の1兆2085億円(前期比4.1%増)、営業利益が65億円増の665億円(29.0%増)、経常利益は65億円増の690億円(28.8%増)、純利益が35億円増の535億円(73.2%増)を見込んでいる。

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