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東京都/健康食品129品目に不適正な表示・広告を確認

2010年03月31日 / 商品

東京都は3月30日、昨年の6月1日~23日、10月1日~23日の期間に購入した健康食品を調査した2009年度の健康食品試買調査結果を発表した。

それによると、都内の健康食品売場、スポーツ用品店などで購入した製品では、105品目中87品目に不適正な表示・広告が見られた。インターネットなど通信販売で購入した製品では45品目中42品目で不適正な表示・広告を確認した。

法令に違反しているか、違反している疑いのある品目数は、ダイエット効果を謳ったものが26品目、関節機能の維持・改善が14品目など。都は、不適正な表示・広告を行った事業者に改善を指導し、他の自治体が所管する事業者はその自治体に通報し、指導などを依頼した。

不適正な表示・広告の事例としては、栄養成分の表示文字が小さかったり、ビタミンCなど商品名に栄養成分名は記載されているが、栄養成分表示がないものが見られた。事実に基づく客観的根拠となる文献やデータがないか、不十分な表示のものもあった。

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