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国内靴・履物市場/2011年は1%減の1兆3115億円

2012年02月02日 / トピックス商品

矢野経済研究所は、国内靴・履物市場に関する調査結果2011を発表し、2011年度の国内靴・履物市場規模は、前年度比1.0%減の1兆3115億円と予測した。
2010年度の国内靴・履物の市場規模は、小売金額ベースで1.5%減の1兆3245億円であった。デフレ基調が残り個人消費の回復は緩やかなため、高額商品への購買意欲が依然鈍い。
2010年秋頃から高額消費の戻りが一部で見受けられたが、2009年度と同水準にまで市場を押し上げるに至らず、2010年度の市場規模はマイナスとなった。
2010年度のアイテム別市場規模をみると、スポーツシューズは1.0%増の4985億円と引き続き微増傾向を維持した。一方で、紳士靴は2.2%減と2008年度から3年連続で減少し、婦人靴も1.6%減と依然マイナス傾向が続いている。
調査期間は、2011年10月~12月。調査対象は、靴・履物、及び、靴資材など靴業界に携わるメーカー、卸、小売業、周辺関連業者、輸出入業者。
本調査における靴・履物とは,貿易統計及び工業統計における革靴、ゴム靴、ケミカルシューズ、サンダル等、靴・履物に分類される分野の製品を対象とした。

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