流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





オンワード樫山/白洋舎などと協同で皮製品のクリーニングサービス

2012年10月22日 / トピックス商品

オンワード樫山は、白洋舍(クリーニング会社)、東京ホールセール(クリーニング専門工場)、日本ファー・スエードライフ協会(任意団体)の3社との協業により、新たなクリーニングサービスを開始した。

襟や袖などに部分的に皮を用いた衣料品向けのサービス。これまでは、本体部分の繊維に合わせたクリーニングを行なうと、皮革や毛皮部分が硬くなり、変色する可能性があるため、クリーニング店で取り扱いを断るケースが多かったという。

今回は、3社の協業により、販売前の商品のクリーニングデータを共有することで、皮革や毛皮を部分使いした商品のクリーニングを可能にした。

商品と素材データを発売前に3社に提供し、複数の特殊溶剤でテストクリーニングを実施。安全かつ効果的なクリーニングの方法を確認した上で販売を開始する。

今秋冬は、レディスブランドの「ICB NY エクスクルーシブコレクション」、「BEIGE,」、「ck カルバン・クライン」のジャケット、コート、ドレスなど3ブランド計7品番で、クリーニングサービスの趣旨を明記したオリジナル下げ札を付けて9月下旬から随時、販売を始めた。

お客が使用後に白洋舍の店舗などに持ち込むと、事前に確認しているクリーニングデータをもとに皮革専用クリーニング、ハンドケアクリーニングを主体とした最善のクリーニングを施す。

白洋舍の全国約500店舗と日本ファー・スエード協会で、クリーニングを受け付ける。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧