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DNP/高品質な商品画像の撮影・配信・管理サービス開始

2013年12月27日 / 商品

大日本印刷(以下:DNP)とDNPメディアクリエイト(以下:DMC)は1月6日、高品質な商品画像の撮影から配信までの業務を一括して受託する「SHOOT MAX」を開始する。

<サービスの概要>

SHOOT MAXは、商品の撮影から画像データの色調修正・加工、表示メディアや端末に合わせた最適化、画像データの配信・管理までを行う。

「実物の色が画像の色と違う」という理由での返品が多いことなど、ECサイトの画像の色調品質の向上が重要な課題となっている。

SHOOT MAXは、画像データの制作から配信までの全工程で電子メディア用のRGB(赤・緑・青)方式で統一管理し、独自のカラーマネージメントシステムを構築。

電子メディアに最適な色調管理手法により、表示メディアの性能をフルに生かした高品質な色調表現が可能にする。

制作過程における色調の確認が容易となり、ECサイトにおける色調品質の向上が図れるとともに、カラーコーディネーターが、品質管理をサポートする。

多数の商品を撮影場所に集約し、商品運搬の自動化などにより効率的な撮影を行い、企業の担当者による撮影画像の承認作業を遠隔地から行える.

トレーサビリティ機能によって商品の搬入から撮影、商品データ入力、搬出まで、撮影に関わる作業の進捗状況をリアルタイムで確認・共有できるシステムをクラウド環境で提供する。

従来手作業であった画像の明るさ・色調・コントラストなどの調整を独自の画像処理システムを用いて自動で行うため、大量の最適化した画像を短納期で制作できる。

制作された画像は、クラウド上の画像配信サーバーに格納され、担当者と各表示媒体の制作担当者は、画像配信サーバー上で、画像管理やコンテンツ制作の進捗管理、コンテンツの著作権管理、校正業務などを行えるほか、流通会社などの取引先、海外拠点などへ画像を配信することができる。

価格は個別見積もりで、ECサイトや電子カタログなどを展開する企業を中心に提供し、2015年度までに20億円の売上を目指す。

■SHOOT MAXの概要
http://www.dnp.co.jp/dmc/solution/solmenu15.html

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