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日清食品HD/モロッコに即席麺の販売子会社設立、北アフリカに展開

2014年03月14日 / 商品

日清食品ホールディングスは3月14日、モロッコに100%子会社の「マグレブ日清」を設立し、モロッコとアルジェリア、チュニジアで即席麺の販売を開始すると発表した。

マグレブ諸国と呼ばれる、これら3か国の食文化や嗜好に合わせ、新たに開発した即席パスタを投入する。

これらの地域で経済成長が始まり、生活スタイルが変化してきていることに合わせ、麺とソースを一緒にし、お湯で3分間ゆでるだけの簡便な調理で完成する商品を開発した。現在、現地で流通しているパスタ商品は乾麺が主流で、調理時間が長く、ソースも別売りという。

味は、人気の高い「トマト」と、辛味を加えた「トマトピカンテ」の2種類を用意。1品当たり、約76円で販売する。

<「トマトピカンテ味」>
「トマトピカンテ味」

イスラム教徒が多く居住するマグレブ諸国に対し、当面は、日清食品HDの子会社であるシンガポール日清からハラル対応商品を輸入して販売する。

日清食品HDは、2013年にトルコ、ケニアに参入している。今回のマグレブ諸国への展開により、中東・北アフリカでの事業展開をさらに加速する。

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