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永井海苔/「焼のり」で「ハラル認証」取得

2014年04月10日 / 商品

永井海苔(愛知県豊橋市)は4月10日、同社の「焼きのり」が「ハラル認証」を取得したと発表した。NPO法人日本アジアハラール協会から2月に認証を受けており、5月から国内と海外で発売する。「焼のり」でのハラル認証取得は、日本メーカーで初という。

ハラルとは、イスラム教の戒律にしたがって処理された食品を指す。イスラム教では、豚やアルコールを食用にすることを禁じており、こうした材料などを含まず、「イスラム教の定める適正な方法で処理された食品である」と証明された食品は、外装にハラル認定マークを表示して販売することができる。

<ハラール証明書>
ハラール証明書

世界的に和食への関心が高まるなか、同社は、米食文化圏だけでなく、世界人口の約4分の1を占めるイスラム市場に参入する。

インドネシア、マレーシアといったアジアのイスラム圏に加え、南西アジアのインド、パキスタン、バングラディシュ、中東のサウジアラビア、UAEやトルコ、アフリカなどのイスラム教徒、在日イスラム教徒などをターゲットに据える。

当初は、ハラル対応する宿泊施設や飲食業、航空会社の機内食向けなど、業務用での需要が見込まれるという。

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