アクシアルリテイリング 決算/4~6月売上高が過去最高の712億4400万円
2025年08月05日 14:47 / 決算
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アクシアル リテイリングが8月5日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高712億4400万円(前年同期比7.1%増)、営業利益27億4900万円(3.6%増)、経常利益28億3500万円(2.5%増)、親会社に帰属する当期利益19億1900万円(2.5%増)となった。
今期は、グループの各出店地域で、競合他社の新規出店・改装が過去にないほど多く予定されているという。
こうした状況に対し、営業政策として、低価格競争には正面から徹底的に向き合い、価値ある商品を他社に負けない価格で提供。グループの意思が売り場で伝わるよう、各店舗が販売方法の改善・工夫を進めた。
その結果、売上高は、第1四半期として過去最高を更新した。
また、強力な営業政策を実現するための原資として、諸経費の統制・削減、デジタル化の推進、労働時間管理など、コスト・コントロールを徹底したことにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、いずれも前年同期を上回っている。
さらに、調達に関し、直接輸入を初めて実現。イタリア産スパゲティ・カットトマトの直接輸入を手掛け、他社との差別化、利益率向上を図った。
4~6月は出退店はともになく、改装工事のため、原信美沢店(5月、新潟県長岡市、売り場面積2081m2)、フレッセイ富塚店(6月、群馬県伊勢崎市、売り場面積1973m2)を一時休業している。
通期は、売上高2860億円(1.5%増)、営業利益114億円(5.5%減)、経常利益120億円(5.6%減)、親会社に帰属する当期利益82億円(9.0%減)を見込んでいる。
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