ロイヤルHD 決算/1~6月営業利益7.2%減、出店費用増・原材料高が響く
2025年08月05日 16:00 / 決算
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ロイヤルホールディングスが8月5日に発表した2025年12月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高788億500万円(前年同期比8.5%増)、営業利益31億9500万円(7.2%減)、経常利益33億5600万円(0.9%減)、親会社に帰属する当期利益19億8600万円(33.1%減)となった。
売上高は販売価格の上昇に加えて、訪日外国人客の増加を受けた堅調な観光需要も下支えし、増収だった。
利益面では、新規出店やシステム投資による費用増などのため、減益を計上している。純利益は、ホテル子会社の欠損金解消に伴う法人税の増加により、大幅に減少している。
2025年12月期通期で原材料は前期比19億円増、電気・ガスは4億円増を予想している。米、米国産牛肉の仕入価格が高止まりしている。そのほか、加工食品、ドリンク、青果、乳製品、鶏卵の価格も上昇傾向にある。
セグメント別では、外食・コントラクト事業は既存店が堅調に推移し、増収となったものの、原材料費高や国内外の新規出店費用などにより減益だった。
ホテル事業は、国内外の観光需要を取り込み増収増益。食品事業はグループ向け出荷が増加し、増収増益を計上している。
通期は、売上高1666億円(9.5%増)、営業利益78億円(5.9%増)、経常利益78億円(6.6%増)、親会社に帰属する当期利益48億5000万円(18.2%減)を見込んでいる。
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