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CCLとDG/ID-POSによる店頭売れ筋情報を提供開始、6月まで無料提供

2015年04月17日 / 商品

カスタマー・コミュニケーションズ(以下:CCL)とデジタルガレージ(以下:DG)は4月20日、ID-POSを活用した店頭売れ筋情報を提供するウェブサービス「ウレコン」を開始する。

<ウレコンTOPイメージ>
ウレコンTOPイメージ

「ウレコン」は「リアルマーケットでの売れ筋を測るコンパス」というテーマに、流通サービス、消費財、食料品を手掛ける企業をターゲットに、手軽にマーケティング活動に利用できるツールを目指し生まれたサービス。

スーパー、ドラッグストアなどの市場における消費財、日用品、食品の店頭価格動向や売れ行きについて、単一商品だけでなく同カテゴリの類似商品を含めて分かりやすく可視化する。

サービスの利用者は、調べたい商品へのリアル店頭における購買客の消費動向について、地域、性別、年齢などの属性に加え、消費金額、時間帯、リピート率といった切り口から一目で把握することができる。

<ウレコンランキング>
ウレコンランキング

利用は、アカウント発行による登録制となっており、6月まではお試し期間として全機能を無料で提供する。

これまでの価格トレンド情報提供サービスは、ECなどオンライン販売データをベースとするものが中心だったが、「ウレコン」は、CCLが持つベンチマークデータベースを活かし、業界初となるリアル店舗における価格、購買動向情報を提供する画期的なものという。

両社それぞれの強みを活かし、リアル店舗における商品価格トレンドの可視化をさらに推進すると共に、店頭と消費者をより近づけるビジネスモデルの構築に協力し、商品開発や販売戦略に有益な情報を提供することで、クライアント企業のマーケティング活動を支援する。

ID-POSは、顧客のIDに基づいたPOS(販売時点管理)のこと。従来のPOSは「何が、いつ、どこで、いくつ、いくらで売れたか」という商品の動きを見るのに対して、ID-POSは「誰が、何を、いつ、どこで、いくつ、いくらで買ったか」、さらに「リピート状況はどうなっているか、一緒に何を買っているか、次に何を買うように変わったか」という消費者の動向を見る。

「ウレコン」で活用するデータベースは、CCLが構築、運用する購買行動全国パネルデータ「TRUE DATA」を使用し、全国のドラッグストア、食品スーパー合わせて約850万人の購買履歴と購買者属性情報を市場インデックスデータとして加工している。

■「ウレコン」サービスサイト(4月20日からオープン)
http://urecon.jp/

■問い合わせ
カスタマー・コミュニケーションズ
担当:本宮、菅原
urecon@truedata.co.jp
TEL:03-6430-0721

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