流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





カシオ計算機/喜多方ラーメン坂内がネットレジを採用

2009年09月18日 / IT・システム

カシオ計算機は9月17日、自社のネットレジTK-5500が、麺食が展開するラーメンチェーン「喜多方ラーメン坂内」各店への導入が決定したと発表した。

喜多方ラーメン坂内の店舗では、従来単体の電子レジスターを使用しており、各店で閉店後に売計を集計し、チェーン本部に報告していた。

集計業務の効率化を主な目的に、POSターミナルなども含めた新システムの導入を検討した結果、各店舗の売上が約30分毎に本部へ自動集計され、店舗内での集計業務が不要になる、客数や売上などの速報(1日3回)が携帯電話で確認できるなどの点が評価されて、TK-5500と、カシオ計算機とエヌ・ティ・ティ・ドコモとの合弁会社、CXDネクストがネットレジ向けに提供している「売上集計管理サービス」の導入が決まった。

このほか、売上集計管理サービスの新機能(9月28日よりサービス提供)が高く評価された。この機能では売上の変動ポイントが一目で判る「売上カルテ」が専用ホームページ上に用意され、注目すべき売上の変動ポイントが画面で判りやすく確認できることから、売上アップに向けた各店長の取組に寄与するとして期待されている。

9月17日現在、初台店など複数の店舗でTK-5500が稼動しており、2010年3月までに直営店全店にネットレジを導入することが決まっている。 また直営店以外でも、フランチャイズ各店に順次ネットレジの導入を進める。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧