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日本電気/回転寿司店や居酒屋の新オーダー端末を安価で

2009年11月12日 / IT・システム

日本電気は11月12日、従来比で半額の低価格を実現したオーダリング端末「TTO-W1/B1」を開発し、発売した。

回転寿司店や居酒屋など飲食店での利用に特化したパネルコンピュータで、希望小売価格は13万9800円で出荷時期は11月30日。

TTO-W1/B1は、搭載メモリ容量を回転寿司店や居酒屋のメニューを閲覧するのに十分な1GBにするとともに、必要最低限の接続インタフェースに限定し機能を特化することで低価格を実現した。また無線LAN機能を搭載し、全規格を標準でサポートするほか、IEEE802.11aにも対応し、オフィス製品や電子レンジなどの電波干渉を受けず利用できる。

さらにLEDバックライト液晶の採用などで、消費電力とCO2排出量も従来比で半減させた。年間電気料金に換算して約10万円が節約できる。ハードディスクレスの構造で円盤の回転による筐体温度の上昇が抑えられ、動作保証温度を40℃に拡張。このため厨房などの高温な場所での利用も可能。USBコネクタ部分へのカバー取り付けや電源スイッチの無効化など、不特定多数の利用を想定した設計となっている。

問い合わせ
NEC 
応用ワークステーション事業部
TEL.03-3456-8375 

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