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イオンリテール/2月の全店売上高8.4%減

2009年03月15日 / 月次

イオンリテールが3月13日に発表した2月(1月21日-2月20日)の営業概況によると、全店売上高は1326億円だった。

同日対前年同月比売上高(21日から20日までの期間の単純比較)は前年同月比8.4%減、同曜対前年同月比売上高(当期と前期を同じ曜日回りで比較した数値)は7.0%減と減少した。来客数は同日対比が0.5%減、同曜対比が0.6%増とほぼ横ばい。客単価は同日対比が7.9%減、同曜対比が7.5%減となった。

既存店実績では、売上高が同日対比は7.9%減、同曜対比は6.6%減だった。来客数は同日対比で1.4%減、同曜対比で5.9%減だった。客単価は同曜対比で6.6%減、同曜対比で0.8%減。

店舗状況は、神奈川県のまいばすけっと三ツ沢上町店など4店舗を出店し、徳島県のジャスコなどジャスコ3店舗を閉店した。これで月末店舗数はGMS249店舗、SM80店舗、その他86店舗の計415店舗となった。

商品別の販売動向では、入学・入社シーズンの需要への対応を強化し、バレンタインや花粉症・インフルエンザ対策商品の品揃えを拡大した。イオンの物流網の活用などで、低価格に抑えた4万9800円の32型DVD内蔵地上デジタルハイビジョン液晶テレビの先行販売も開始。バレンタイン商戦は、ギフト用チョコレート1300品目を5%値下げして販売した。

また、最大2000品目に拡大した「がんばろう日本!とことん価格」対象商品や、主力商品100品目を値下げした「トップバリュ」も引き続き好調に推移した。

荒利益率は衣食住の各商品部門で前年より改善し、全体でも前年を上回った。販管費は既存比96.5%だった。

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