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イオンリテール/トップバリュ健闘も1月は売上高4.6%減

2009年02月15日 / 月次

イオンリテールが2月13日に発表した1月(12月21日-1月20日)の営業概況によると、全店売上高は1796億円だった。

同日対前年同月比売上高(21日から20日までの期間の単純比較)は前年同月比4.6%減、同曜対前年同月比売上高(当期と前期を同じ曜日回りで比較した数値)は3.1%減と両方とも減少した。来客数は同日対比が1.6%増、同曜対比が1.6%増と増加。客単価は同日対比が6.1%減、同曜対比が5.6%減だった。

既存店実績では、売上高が同日対比で4.4%減、同曜対比は2.9%減。来客数は同日対比で0.2%増、同曜対比で1.3%増となった。客単価は同曜対比で4.6%減、同曜対比で4.1%減となった。

出退店状況は出店は見られず、島根のジャスコ1店舗を閉店し、月末店舗数はGMS252店舗、SM80店舗、その他82店舗の計414店舗となった。商品別の販売動向では、衣料が10.1%減、食品が0.8%減、住居・余暇関連が6.9%減となった。既存店伸び率では衣料7.6%減、食品1.3%増、住居・余暇関連が8.3%減。

1月は環境配慮型商品や、暖房費節約需要の対応商品のラインナップを強化。またプライベートブランド「トップバリュ」100品目の値引きを実施した。反面、家電、冬物衣料が不振に終わった。トップバリュは引き続き好調で、売上高シェアは約3%増加。荒利益率は、引き続き食品・住居余暇で改善。販管費も改善し、4.4%減となった。

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