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ビックカメラ/パソコンなど苦戦し全店売上高8.2%減

2009年05月14日 / 月次

ビックカメラ(2008年8月期売上高:6048億円)が5月11日に発表した4月の月次売上速報によると、全店売上高は前年同月比8.2%減となった。

販売概況は、音響映像商品は6.1%減、家庭電化商品2.5%増、情報通信機器商品11.7%減、その他の商品15.7%減となった。音響映像商品は、政府主導のエコポイント制度で高率のエコポイントの付与が予定されている薄型テレビがその影響を受け前年実績は上回ったものの、本来の伸びが抑制された。また、BDレコーダーは好調に推移したものの薄型テレビとの併売率が高いことから、テレビと同様の影響を受けた。

家庭電化商品は冷蔵庫が好調に推移し、洗濯機、調理家電も堅調だったが、エアコンはやや苦戦。なお冷蔵庫、エアコンもエコポイント制度の対象商品だが、ポイント付与率がテレビほど高くないと言われているため、影響は限定的だった。

情報通信機器商品は携帯電話が好調だったが、パソコン本体、パソコン周辺機器は苦戦し、その他の商品は、玩具、酒類が堅調だったが、時計・ゲームは苦戦した。

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