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日本チェーンストア協会/5月の総販売額0.6%減の1兆876億円

2009年06月22日 / 月次

日本チェーンストア協会が6月22日に発表した5月のチェーンストア販売概況(会員企業70社、8103店)によると、総販売額は1兆876億円(前年同月比0.6%減、店舗調整後は2.0%減)とほぼ横ばいで推移した。

主要部門別の概況では、食料品販売額が6863億円・1.2%増(店舗調整後0.1%減)となり、衣料品は1140億円・10.9%減(10.7%減)。住関品は2181億円・1.2%減(2.5%減)でサービスは35億円・6.0%減(1.1%減)。その他は656億円、2.8%増(2.6%減)となった。

商品別の販売動向では、農産品で好調だったものはトマト、キャベツ、白菜など。不調だったものはジャガイモ。果物で好調だったものはバナナで、不調なものはリンゴ、柑橘、メロンなど。畜産品では国産豚肉、輸入牛肉は好調だったが、輸入豚肉、ハム・ソーセージの動きが鈍かった。水産品で好調なものは貝類・海藻類、冷凍魚、刺身類で、不調なものはマグロ、ウナギだった。

衣料品では紳士衣料のスーツ、フォーマル、婦人衣料のジーンズ、インナーなどが好調に推移。不調なものは紳士物のジャケット、スラックス、婦人物のジャケット、スーツ、ジーンズ、子供服など。

日用雑貨品で好調だったものは調理用品、男児玩具で、不調だったものは食器、ゲームソフト・ハード。医薬品で好調だったものはマスク、ハンドソープ、風邪薬など。化粧品は、男性化粧品はボディケアが好調だか、フェイスメイク、ヘアケアは不調。

家具・インテリアでは、季節家具は高地用だが、キッチン家具が不調。寝具・寝装品は敷パッド、タオルケットは好調だが、布団は不調だった。家電製品では好調だったものは扇風機、クリーナー、液晶テレビなどで、エアコン、冷蔵庫は不調だった。

その他商品では自転車、スポーツシューズは好調だが、ゴルフ用具、レディススポーツウェアが不調だった。サービス・その他では旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高シェアは0.3%で、食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などどの売上にも属さないその他売上の販売額シェアは6.0%だった。

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