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日本チェーンストア協会/8月の販売額2.5%減の1兆778億円

2009年09月24日 / 月次

日本チェーンストア協会が9月24日に発表した8月のチェーンストア販売概況(会員企業70社、8169店)によると、総販売額は1兆778億円(前年同月比2.5%減、店舗調整後は3.4%減)となった。

主要部門別の概況では、食料品販売額が7046億円・0.7%減(店舗調整後2.0%減)となり、衣料品は948億円・12.9%減(12.3%減)。住関品は2094億円・2.8%減(3.1%減)でサービスは39億円・6.0%減(5.9%減)。その他は648億円・2.4%減(4.8%減)となった。

商品別の販売動向では、農産品で好調だったものは、じゃがいも、たまねぎ、キャベツ、レタス、きゅうり、トマト、バナナなど。果物で不調だったものは柑橘、りんご、メロンなど。畜産品ではミンチは好調だったが、牛肉、豚肉、とり肉は不調。水産品で好調なのは、生サンマ、時鮭、貝・海藻。冷凍魚は不調、刺身類は動きが鈍かった。不調なのは塩鮭、魚卵など。惣菜では、温惣菜や要冷惣菜は不調で、米飯が好調。そのほか、第3のビール、米、調味料は好調。飲料と菓子は不調。

衣料品では紳士衣料のジャケット、カットソーは好調。スーツ、スラックス、ドレスシャツは不調。婦人衣料は、ブラウスシャツ、パンツ、スカートは好調だが、ジャケット、スーツ、ジーンズなどは不調。

日用雑貨品で好調だったものは台所用品、不調だったものは行楽用品、食器。医薬品で好調だったものはマスク、ハンドジェル、かぜ薬など。健康食品は好調。化粧品はヘアケアやフェイスメイクなどは不調。

家具・インテリアでは、季節家具は好調だが、キッチン家具は不調。寝具・寝装品の布団が不調。枕、敷きパッドなどが好調。家電製品で好調だったものは液晶テレビ。エアコン、冷蔵庫は不調だった。

その他商品ではレディスウエアは好調だが、スポーツ用品、スポーツシューズ、ペット用品が不調。

サービス・その他では旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高シェアは0.4%。食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などの売上に属さないその他売上の販売額シェアは6.0%だった。

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