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日本チェーンストア協会/6月の総販売額3.5%減の1兆438億円

2009年07月22日 / 月次

日本チェーンストア協会が7月22日に発表した6月のチェーンストア販売概況(会員企業70社、8117店)によると、総販売額は1兆438億円(前年同月比3.5%減、店舗調整後は4.4%減)となった。

主要部門別の概況では、食料品販売額が6581億円・1.8%減(店舗調整後2.9%減)となり、衣料品は1152億円・12.5%減(12.3%減)。住関品は2053億円・2.9%減(3.3%減)でサービスは39億円・5.9%減(0.8%減)。その他は612億円・3.7%減(7.9%減)となった。

商品別の販売動向では、農産品で好調だったものはトマト、とうもろこし、白菜など。不調だったものはキャベツ、白菜など。果物で好調だったものはバナナ、桃で、不調なものはすいか、柑橘、さくらんぼなど。畜産品では輸入牛肉は好調だったが、黒豚、ハム・ソーセージの動きが鈍かった。水産品で好調なものは鮭で、不調なものはマグロ、ウナギ、刺身などだった。

衣料品では紳士衣料のスーツ、ジャケット、スラックスなど、婦人衣料のジャケット、スラックス、Tシャツ、婦人下着、子供服などが不調だった。好調だったものは肌着、手袋、パラソルなどだった。

日用雑貨品で好調だったものはキッチン用品、行楽洋品などで、不調だったものは女児玩具、ゲームソフト・ハードなど。医薬品で好調だったものは日焼け止め、マスクなどで、健康食品が不調。化粧品はボディケア、ヘアメイクなどは好調だったが、フェイスメイクなどは不調だった。

家具・インテリアでは、季節家具は好調だが、寝具・寝装品の布団、枕が不調。家電製品では好調だったものは液晶テレビ、エアコンなどで、洗濯機、携帯電話などは不調だった。

その他商品では自転車は好調だが、ゴルフ用具、ゴルフウェア<レディススポーツウェアが不調だった。サービス・その他では旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高シェアは0.4%で、食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などどの売上にも属さないその他売上の販売額シェアは5.9%だった。 

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