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日本フードサービス協会/麺類チェーンの1月売上高10.4%増

2009年02月25日 / 月次

日本フードサービス協会が2月25日に発表した1月の外食市場動向調査によると、外食産業の全店(調査対象178社・2万8965店舗)・既存店(170社・2万4522店舗)の全業態1月度売上状況は前年同月比0.4%増と前月同様ほぼ横ばいで推移した。来客数1.3%減、客単価は1.8%増とこちらも前月同様来客数が減少し、客単価が伸びている。

業態別動向では、ファーストフードが5.6%増、麺類チェーンは10.4%増と前月に引き続きファーストフードを上回る好調ぶりだった。これは店舗数が11.6%増と増加したためで、和風チェーンは4.7%増、洋風チェーンも7%増と好調。洋風チェーンの新メニュー投入や和風チェーンの年末からのクーポン配布が要因と見られる。

一方ファミリーレストランは売上高5.5%減で、焼肉チェーンのみ0.9%増を記録した。中華チェーンは10.1%減と大幅減だが、これは店舗数が6.5%減となっていることが要因とされている。パブ・居酒屋は2.1%増と減少。反対に客単価は1.1%増となり、パブ・ビアホール業態は店舗数が14.3%減と減少したため、売上高も10%減となった。

ディナーレストランは5%減だが、前月の7.5%減からはやや回復。喫茶店は0.4%減と横ばいで推移し、客単価は6.8%増と前月に引き続き上昇した。

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