松坂屋／8月売上は4.0％減、紳士・婦人衣料、高額品が苦戦

2008年09月08日／月次

松坂屋の8月売上速報は、直営8店舗合計は前年比4.0％減、百貨店事業全体では1.9％減となった。紳士・婦人衣料と高額品の苦戦が続き、売りつくしセールが好調の銀座店、横浜松坂屋を除く店舗で前年割れとなった。

店舗別の売上をみると、直営8店舗では、名古屋店が2.8％減、上野店が3.3％減、静岡店が6.9％減、銀座店が7.9％増、高槻店が17.3％減、名古屋店が4.2％減、豊田店が1.5％減、岡崎店が9.8％減。

一方、横浜松坂屋は、「閉店セール」効果が持続し、50.7％増となった。

概況をみると、名古屋店は、婦人雑貨は好調だが、美術、宝飾品など高額品が苦戦した。

上野店は、ミセス婦人服、紳士服などは好調だが、法人外商が不調だった。

静岡店は、宝飾品、食品が苦戦した。

銀座店は、売りつくし効果による婦人雑貨の好調と宝飾品の大口受注がけん引した。

高槻店は、法人外商の前年大口受注の反動によって大幅に減少した。

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