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経済産業省/12月の商業販売統計11.3%減の51兆3240億円

2009年02月01日 / 月次

経済産業省は2008年12月の商業販売統計速報を発表し、商業販売額は51兆3240億円、前年同月比11.3%減となった。

小売業、卸売業別にみると、小売業は13兆340億円、2.7%減で、卸売業は38兆2900億円、13.9%減となった。

2008年年間の商業販売額は621兆200億円、前年比1.2%増で、小売業は135兆4730億円(0.3%増)、卸売業は485兆5470億円(1.5%増)。

12月の小売業を業種別にみると、燃料小売業が11.9%減、各種商品小売業(百貨店など)が7.2%減、機械器具小売業が5.5%減、織物・衣服・身の回り品小売業が4.8%減、自動車小売業が2.6%減、その他小売業が1.7%減た。なお、飲食料品小売業が2.5%増。

大型小売店の動向は、12月の大型小売店販売額は2兆1538億円、でみると、5.0%減。百貨店は8658億円、9.7%減、スーパーは1兆2880億円、1.5%減。

年間では、大型小売店販売額は、20兆9506億円で、前年比1.2%減。百貨店は8兆788億円、4.6%減、スーパーは12兆8717億円、1.1%増。

12月のコンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、7090億円、7.8%増で、商品別にみると、ファーストフードと日配食品が2360億円、1.6%増、加工食品が2044億円、2.6%増、非食品が2333億円、22.6%増となったため、商品販売額は6737億円、8.4%増)。また、サービス売上高は353億円、2.4%減となった。

なお、年間のコンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は7兆9427億円、前年比6.1%増。

12月の卸売業を業種別にみると、鉱物・金属材料卸売業が25.0%減、繊維品卸売業が19.4%減、化学製品卸売業が19.0%減、衣服・身の回り品卸売業が18.7%減、各種商品卸売業が17.9%減、機械器具卸売業が16.2%減、その他の卸売業が15.7%減、家具・建具・じゅう器卸売業が15.4%減、建築材料卸売業が9.6%減、食料・飲料卸売業が4.6%減、農畜産物・水産物卸売業が2.7%減となった。

なお、医薬品・化粧品卸売業が0.2%増。

大規模卸売店販売額は9兆5820億円、17.9%減で、商品別にみると、自動車が38.0%減、家庭用電気機械器具が35.5%減、化学製品が4.2%減、非鉄金属が32.7%減、その他の機械器具が26.1%減。

なお、医薬品・化粧品が10.7%増となった。

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