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経済産業省/2月の商業販売統計、商業販売額38兆8620億円、前年同月比21.5%減

2009年03月29日 / 月次

経済産業省は3月27日、2月の商業販売統計速報を発表し、商業販売額は38兆8620億円、前年同月比21.5%の減少となった。

内訳は、小売業は9兆9760億円(5.8%減)、卸売業は28兆8860億円(25.8%減)となった。なお、商業販売額の季節調整済前月比は、4.7%減、卸売業5.4%減、小売業0.3%減。

小売業を業種別にみると、燃料小売業が23.2%減、各種商品小売業(百貨店など)が8.1%減、織物・衣服・身の回り品小売業が7.7%減、自動車小売業5.3%減、その他小売業2.2%減、機械器具小売業1.8%減、飲食料品小売業0.6%の減と、すべての業種が減少となった。

大型小売店販売額は1兆4497億円(6.7%減)、百貨店は5144億円(11.8%減)、スーパー9353億円(3.6%減)。

大型小売店を既存店でみると8.2%減で、百貨店11.4%減、スーパー6.3%減、商品別にみると、衣料品15.1%減、飲食料品3.6%減、その他10.6%減。

コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、5882億円(4.0%増)となった。商品別では、ファーストフードと日配食品1976億円(3.0%減)、加工食品1746億円(2.1%減)、非食品が1917億円(20.1%増)となったため、商品販売額は5639億円(4.1%増)となった。また、サービス売上高は243億円(1.2%増)。

卸売業を業種別にみると、鉱物・金属材料卸売業が42.1%減、化学製品卸売業36.0%減、各種商品卸売業34.6%減、繊維品卸売業32.5%減、機械器具卸売業28.2%減、衣服・身の回り品卸売業25.4%減少。

その他の卸売業が23.8%減、家具・建具・じゅう器卸売業20.8%減、建築材料卸売業17.5%減、農畜産物・水産物卸売業10.1%減など、すべての業種が減少となった。

大規模卸売店販売額は6兆7590億円(34.9%減)、商品別にみると、自動車52.5%減、非鉄金属52.5%減、化学製品49.9%減、石油・石炭47.3%減、家庭用電気機械器具42.0%減。なお、医薬品・化粧品が5.0%の増加となった。

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