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経産省/11月の商業販売統計、小売1.0%減

2009年12月28日 / 月次

経済産業省が12月28日に発表した2009年11月分の商業販売統計速報によると、商業販売額は40兆6760億円、前年同月比14.6%減となった。

小売業は11兆390億円、1.0%減となった。小売業の業種別にみると、百貨店などが9.6%減、飲食料
品小売業4.1%減、その他小売業2.8%減、燃料小売業2.2%減、織物・衣服・身の回り品小売業が同1.0%減となった。一方、自動車小売業が21.1%の増、機械器具小売業0.6%増となった。

大型小売店の11月の販売額は1兆6224億円(9.0%減)。百貨店は6124億円(13.4%減)、スーパーは1兆100億円(6.1%減)。

百貨店の主力商品である衣料品は、紳士服・洋品が19.4%減、その他の衣料品15.3%減、婦人・子供服・洋品14.5%減、身の回り品11.7%減となったため、衣料品全体では14.8%の減少となった。

スーパーの衣料品も、その他の衣料品が33.3%減、婦人・子供服・洋品14.7%減、身の回り品14.4%減、紳士服・洋品13.0%減となったため、衣料品全体では16.1%の減少となった。

スーパーの主力商品である飲食料品は、6.0%減だった。

コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、6403億円(3.6%減)で、商品別にみると、ファーストフードと日配食品が2148億円(3.7%減)、加工食品1901億円(5.3%減)、非食品が2075億円(2.7%減)となったため、商品販売額は6124億円(3.9%減)となった。

卸売業は29兆6370億円(18.7%減)で、業種別にみると、建築材料卸売業25.8%減、家具・建具・じゅう器卸売業25.8%減、衣服・身の回り品卸売業25.1%減、各種商品卸売業24.9%減、機械器具卸売業22.9%減、鉱物・金属材料卸売業22.8%減だった。

一方、医薬品・化粧品卸売業が3.4%の増加となった。

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