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経産省/8月の商業販売額22.3%減の39兆5360億円

2009年10月01日 / 月次

経済産業省が10月1日に発表した8月の商業販売額は39兆5360億円で前年同月比22.3%の減少となった。

小売業、卸売業別にみると、小売業は10兆7700億円(1.8%減)、卸売業は28兆7660億円(27.9%減)だった。

小売業を業種別にみると、燃料小売業が8.6%の減少、各種商品小売業(百貨店など)6.7%減少、その他小売業が4.0%減少、機械器具小売業0.6%減少となった。自動車小売業は8.3%の増加、織物・衣服・身の回り品小売業が0.5%の増加。飲食料品小売業は横ばいだった。

大型小売店販売額は1兆5696億円で、5.0%の減少となった。百貨店は4995億円(10.3%減)、スーパーは1兆701億円(2.4%減)となった。大型小売店の季節調整済前月比は2.6%増。百貨店は3.1%増加、スーパーは0.2%増加となった。

大型小売店(既存店)の動向では、前年同月比でみると、6.8%の減少。百貨店は8.9%の減少、スーパーは5.7%の減少となった。商品別にみると、衣料品12.4%の減少、飲食料品は4.1%の減少、その他は7.2%の減少となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が12.4%の減少、婦人・子供服・洋品が11.5%の減少、紳士服・洋品11.3%の減少、その他の衣料品が10.4%減少となったため、衣料品全体では11.7%の減少となった。飲食料品は、4.8%の減少となった。その他は、家具が10.6%の減少、その他の商品が9.2%の減少、食堂・喫茶が8.4%の減少、家庭用品8.2%の減少、家庭用電気機械器具5.5%の減少となったため、その他全体では9.0%の減少となった。

スーパーの動向をみると、衣料品では、その他の衣料品25.4%の減少、婦人・子供服・洋品13.1%の減少、身の回り品12.4%の減少、紳士服・洋品10.8%の減少となったため、衣料品全体では13.6%の減少となった。スーパーの主力商品である飲食料品は、4.0%の減少。その他では、家具24.9%の減少、食堂・喫茶23.7%の減少、家庭用電気機械器具16.8%の減少、家庭用品6.2%の減少、その他の商品3.7%の減少となったため、その他全体では6.1%の減少となった。

コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、7196億円(3.0%減)となった。商品別にみると、ファーストフード・日配食品が2510億円(2.9%減)、加工食品が2168億円(4.7%減)、非食品が2250億円(2.4%減)。商品販売額は6928億円(3.3%減)だった。

サービス売上高は268億円(5.1%増)だった。

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