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良品計画/全社で微減、婦人服の苦戦など影落とす

2008年10月07日 / 月次

良品計画は10月2日、9月の月次売上速報を発表した。それによると、直営店売上高は前年比6.1%減、全店売上高は増減なしで推移した。西友を含む卸売のLS売上高は既存店が9.8%減、全店が4.7%減となり、それらを合計した全社ベースでは、既存店が7.2%減、全店も1.3%減と芳しくない結果となった。

部門別の状況では、衣服・雑貨の直営既存店が8.0%減、全店が1.7%減。生活雑貨では直営既存店が4.8%減、全店は1.1%増。食品は直営既存店が5.5%減、全店が1.4%増と全店でも小幅な伸びに終始した。来客数と客単価は、直営既存店の来客数が6.7%減、客単価は0.6%増。全店では来客数が0.5%減、客単価は0.5%増にとどまった。

商品別の動向では、衣服・雑貨で婦人ウェアとンナーウェアが苦戦。新規商品のストールや足なりニット付きブーツが好調に推移した。生活雑貨では、新規商品のストレス肌用スキンケアが好調に推移。また、価格見直しの効果で脚付マットレスが大きく伸長した。食品では、「ごはんにかけるふかひれスープ」などの新規レトルト商品や、「スティックバウム」などの半生菓子の新規商品、飲料ではティーバック類が好調だった。

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