商業統計／5月の小売業2.8％増の11兆円

2010年06月29日／月次

経済産業省は6月28日、5月分の商業販売統計速報を発表し、販売額は38兆8670億円、前年同月比1.3％の増加となった。

そのうち、小売業は11兆440億円（2.8％増）、卸売業は27兆8220億円（0.7％増）となった。

小売業を業種別にみると、燃料小売業が前年同月比18.9％増、自動車小売業が13.3％増、機械器具小売業5.8％増、織物・衣服・身の回り品小売業が3.0％増となった。

一方、各種商品小売業（百貨店など）が4.0％減、その他小売業1.2％減、飲食料品小売業が0.4％減となった。

大型小売店販売額は1兆5631億円で3.4％減で、内訳は百貨店が5360億円（4.1％減）、スーパーは1兆271億円（3.0％減）だった。

コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、6703億円（0.8％減）で、商品別にみると、ファーストフードと日配食品が2294億円（0.1％減）、加工食品2012億円（1.8％減）、非食品が2101億円（1.1％減）となった。

商品販売額は6407億円（1.0％減）、サービス売上高は296億円（1.9％増）となった。

関連記事