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資生堂／5月の国内売上13％減

2010年07月01日 ／ 月次

資生堂（2010年3月期売上高：6442億円）が6月30日に発表した5月の月次売上動向によると、国内販売会社の売上高は前年同月比13％減となった。

昨年の5月は9％減だった。5月の化粧品市場は、天候面でのマイナス影響はなくなったが、消費マインドの冷え込みで減少傾向が続いた。

店頭売上のマイナス幅は4月までの状況と比べると縮小したものの、小売側が大目の流通在庫の消費を優先したため、出荷はカウンセリング、トイレタリーなど全領域で前年を下回った。流通在庫は2009年末頃の水準に戻っている。

個別の商品動向では、カウンセリング化粧品で高価格帯スキンケアブランド「リバイタルグラナス」、敏感肌用の「dプログラム」が堅調だった。

セルフ化粧品では、2月に発売した新製品がヒットしているメーキャップブランドの「インテグレート」が引き続き好調だった。

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