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松坂屋/名古屋駅店が閉店セールで3.6倍の売上げ

2010年09月02日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が9月2日に発表した8月の売上速報によると、大丸松坂屋百貨店の合計売上高は2.2%増となった。直営店舗以外を含めた百貨店事業の合計売上高は1.3%増だった。

松坂屋は閉店セールをした名古屋駅店が265.5%増と大幅に増加した。大丸は心斎橋店の売上高が27.1%増となり、札幌店が6.6%増など6店舗で増加した。

百貨店事業の売上高は、猛暑により秋冬ものファッションの定価商材の動きが鈍かったが、各店で強化した婦人洋品雑貨などの盛夏商材のセールが好調だったうえ、松坂屋各店で実施した「デパートメントストア100周年記念ご愛顧感謝セール」や、29日に閉店した名古屋駅店の売りつくしセールなどの嵩上げ効果も影響した。

店舗別では、婦人服・洋品を中心に全商品分野にわたって好調を維持した札幌店が12か月連続で前年をクリアしたほか、前年北館がオープンした心斎橋店や、銀座店など、直営19店舗中9店舗が前年を上回った(外商移管の影響を除く実質ベース)。

■月次グラフ(松坂屋)
https://www.ryutsuu.biz/month/c0411004.html

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