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大丸松坂屋百貨店/2か月ぶりに直営売上0.9%増

2010年11月01日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が11月1日に発表した10月度の売上高は、大丸松坂屋百貨店の直営店合計で前年同月比0.9%増、関係百貨店を加えた百貨店事業合計は0.5%増となった。
大丸は、梅田店44.3%減、東京店5.0%減、山科店15.7%減、神戸店4.2%減、新長田店3..4%減で、その他店舗は前年を越えた。
松坂屋は銀座店13.2%減、高槻店22.0%減で、その他店舗は前年を越えた。
梅田店の大規模改装工事(面積が対前年約57%減)によるマイナス影響があったものの、ヤング・ヤングアダルト向けを中心に婦人コートやショートブーツなど秋冬物ファッション商材が堅調に推移したことに、外商の得意先向け店外催事が好調であったことなども加わり、2か月ぶりにプラスに転じた。
店舗別では、新規ブランド導入効果などにより札幌店が対前年2桁増(14か月連続で前年実績をクリア)となったほか、中日ドラゴンズ優勝記念セールや外商お得意様向け店外催事が好調であった名古屋店、カード顧客向け販促が好調であった上野店など、直営18店舗中11店舗が前年実績を上回った。
■月次グラフ(松坂屋)https://www.ryutsuu.biz/month/c0411004.html

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