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ファミリーマート/3月の売上12.6%増、既存店日販5.2%増

2011年04月11日 / 月次

ファミリーマート(2011年2月期売上高:3198億円)が4月11日に発表した3月の月次動向によると、全店売上は前年同月比12.6%増、既存店の日販は5.2%増となった。
既存店の客数は2.7%減で、客単価は7.9%増だった。
17店を開店、14店を閉店、am/pmからファミリーマートへの転換が6店で、9店の純増となった。月末店舗数は7638店舗。
3月は11日に発生した「東日本大震災」の影響を受け、東北地方の売上が低迷した一方で、首都圏を中心に生活必需品等のまとめ買い需要を取り込む等、震災の影響を最小限にとどめた結果、既存店日商が伸長した。
タバコ・チケットの影響(既存比への影響:タバコ6~7%増、チケット1~2%減)を除く真水ベースにおいても、これまでのプラス基調をキープした。
震災後は、ファストフード・デザート等の中食、ミネラルウォーター・カップ麺等の加工食品、電池・家庭紙等の日用品の需要が急増した。
震災後に稼動を見合わせていた工場・センターは、月末までにはその大半が稼動を再開しており、東北地方における商品供給体制も徐々に整い始めた。 東北地方を中心に最大で300店舗を数えた休業店は、4月6日時点では41店舗まで減少した。

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