流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





高島屋/4月の店頭売上0.8%減、大阪店7.7%増

2011年05月05日 / 月次

高島屋(2011年2月期売上高:8694億円)が5月2日に発表した4月の店頭売上速報によると、高島屋単体(14店舗)の売上高は前年同月比0.8%減、国内百貨店子会社を含む18店舗の売上高も0.8%減となった。
4月度の店頭売上は、大阪店の全館改装グランドオープンと消費マインドの回復に加え、前年より土曜日が1日多いこと等により、一部の店舗が3日まで計画停電により営業時間を短縮したが、前年並みを確保した。
気温上昇等により婦人服を中心とした春物衣料が前年を上回った。
4月21日~30日の前年同日比は、関西9店舗合計が5.5%増、関東9店舗合計が1.4%増、18店舗合計が3.0%増で推移した。
大阪店(単店ベース、堺店・和歌山店除く)が7.7%増と前年の増床オープン効果を大きく上回る売上となった。
京都店は改装効果や近隣にオープンした新規商業施設との相乗効果等により、後半にかけて回復傾向にあり、関東では、横浜店や高崎店・郊外店など、比較的住宅地から近い店舗が底堅く推移している。
一方、都心店の東京店や新宿店は前年を下回ったが、4月21日~30日は両店舗とも前年同日比プラスとなった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧