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三陽商会/10月は、紳士・婦人ともにコートが好調

2013年11月20日 / 月次

三陽商会が発表した10月度商況によると、紳士服・婦人服ともにコートアイテムが非常に好調な売れ行きを示したものの、全社の店頭販売額(前売)は前年をわずかながら下回った。

10月は、全国的に台風などによる天候不順の影響が大きく、9月と比較すると衣料マーケット全体としては、苦戦を強いられた月であった。

紳士服では、コートアイテムとシャツアイテムが好調に推移し全体の売上を大きくけん引したが、ジャケットアイテムとパンツアイテムが不調となった。コートの販売着数では40%増以上となっており、特にウールコートが販売着数で80%増以上と目立った動きを見せた。

シャツの販売着数が約10%増と堅調な売れ行きだった。売上が好調だったブランドは「エポカウォモ」「フランコ・プリンツィバァリー」「ポール・スチュアート」「マッキントッシュフィロソフィー」など。

婦人服では、紳士服同様にコートアイテムが好調に推移したが、ブラウスアイテムとカット・ソーアイテムが不調とだった。コートの販売着数が40%増近くの売れ行きとなり、紳士服同様にウールコートが販売着数70%増以上と目立った動きを見せた。

今年、女性らしい装いがトレンドになっているためで、売上が好調だったブランドは、「エヴェックスバイクリツィア」「ポール・スチュアート」「マッキントッシュフィロソフィー」など。

セレクトショップ事業部の「ラブレス」は自社企画商品、買付商品ともに好調に推移し、8月から毎月2桁増と好調な売上を維持した。

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