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オートバックス/新築移転で実験店舗

2010年09月17日 / 店舗

オートバックスセブンと加盟店契約を結んでいるフランチャイジー、オートバックス大和は9月23日、1987年8月21日にオープンした「オートバックスいかるが店」を移転新築し、「オートバックス大和郡山」としてオープンする。

同店舗は、オートバックスグループ内における既存店改革の実験店舗として位置付ける。

既存店改革については、2009年11月に「オートバックス・千葉幕張店」(千葉市)で実験を開始。実験で得られた成果をもとに、グループ内のオートバックス業態すべての既存店に対して、順次、売場改装を中心とした改革を実施している。

「オートバックス大和郡山」は、新築する店舗に対してはじめて改革を実施するもの。既存店の売場改装に対するノウハウに加え、新築ならではの視点を追加することで、「買いやすさ」を追求した店舗を目指す。太陽光発電システムや壁面緑化、LED照明などを導入することにより、従来店舗の年間消費電力量に対して約30%削減を図る環境配慮型店舗を目指す。

店舗への「入りやすさ」を向上させるために、店舗入り口に加え、その周辺の壁面をガラス張りにすることで、店舗の開放感を演出するとともに、店内で販売している商品や提供しているサービス、季節ごとのおすすめ商品などを店外から見ることが可能となり、「入りやすさ」を一層向上させる。

従来店舗入り口周辺にて実施していたタイヤなどの商品陳列は、店舗への「入りやすさ」を妨げない位置に店頭売場を設けており、店舗への「入りやすさ」を追求しながら、商品提案を店頭で行うことができる。

精算を行うレジカウンターに、クルマのメンテナンスに関する相談窓口となる総合メンテナンスコーナーと、車検・整備などの受付カウンターを隣接させ、カウンター機能を集中させた。それによって、クルマに関する相談や、作業受付および精算をワンストップで行うことが可能となる。

販売促進のための各種情報や商品情報を明記したPOPなどと、店内の各コーナーを表示する売場情報や施設情報をご案内する店内サインを明確に区別するために、メリハリをつけた配色とした。店内全体の色合いなどをデザイン面から統一するとともに、店内で買い回りがしやすいような売場レイアウトを行っている。

陳列商品分類を示すために商品棚上部に設置されている商品カテゴリー表示(トップボードパネル)や、陳列された商品の間の各種表示(突き出しPOP)のデザインを店内サインと統一。売れ筋商品やおすすめ商品については、目立つように複数並べて展示する。

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