流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





東急/渋谷ヒカリエを公開

2012年04月24日 / 店舗

東京急行電鉄と東急百貨店は4月24日、渋谷駅前の商業施設「渋谷ヒカリエ」を報道関係者に公開した。開業は26日。

<渋谷ヒカリエ>

渋谷ヒカリエは、東急百貨店が運営する商業施設「ShinQs」とカフェ&レストランゾーン、ヒカリエホール、東急シアターオーブ、オフィス棟からなる複合施設。

<会見した東急社長(中央)>

野本弘文東京急行電鉄社長は「渋谷はかつて大人の街だったが、109などの開業で若者の街となった。大人がきづらい雰囲気もあるが、ヒカリエの開業により、大人を含め幅広い人々が渋谷に訪れるきっかけとしたい」と挨拶した。

<オフィス棟への入口>

渋谷ヒカリエの施設全体の年間来場者数は1400万人の見込みで、うち1000万人が商業施設の来場者と見込んでいる。

<11階~16階のTOKYU THEATRE Orb>

11階~16階に日本最大級の劇場「東急シアターオーブ」を設置したのが大きな特徴の一つ。野本社長は「渋谷にはオペラシティーやBunkamuraなどの劇場があるが本格的なミュージカルに対応したものがなかった。ミュージカルを通じて、文化情報を発信していきたい」と語った。

<9階のヒカリエホール>

9階にはヒカリエホールを設置。通常時はイベントなどに使用するほか、震災時は帰宅困難者の一時休息所としての利用を想定しているという。

<8階のd47MUSEUMの展示>

8階は渋谷から生活を豊かにするクリエイティブを発信するクリエイティブスペース8/と名付け、渋谷区の関連施設のほか、アート作品の展示、イベントスペースなどを設置した。

<7階のレストランフロアの様子>

6・7階はレストランフロアで、6階は「食べるを楽しむ」専門店のフロア、7階は「時間を楽しむ」場を提案するフロアとして、異なる性格の店舗を集積した。

<ShinQsの売場>

地下3階から地上5階までは、東急百貨店が運営する商業施設「ShinQs」で、約1万6000㎡の売場面積に、フード・ビューティー・ファッションなど、約200の売場・ショップを集積した。

施設概要
所在地:東京都渋谷区渋谷2-21
用途:商業、オフィス、文化施設、駐車場ほか
敷地面積:約9,640㎡
延床面積:約144,000㎡
用途別面積:商業約32,000㎡、オフィス約50,000㎡、文化施設約24,000㎡、その他約38,000㎡
階数:地上34階、地下4階
高さ:約182.5m

フロア構成
地下3F~地上7F商業施設
8Fクリエイティブフロア8/(ハチ)
9F~10Fイベントホール「ヒカリエホール」
11Fスカイロビー(オフィス・劇場エントランス)
11F~16F劇場「東急シアターオーブ」
17F~34Fオフィス

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧