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H&M/キッズ商品好調で、国内展開を強化

2013年08月22日 / 商品店舗

H&Mは秋から、キッズ・ベビー商品の訴求を強化する。

日本市場では、大型店を中心にキッズ商品を展開しているが、顧客からキッズ商品への問い合わせが増えており、市場拡大が期待できるカテゴリーと判断したもの。

<ベビー商品>

8月22日、渋谷のH&Mショールームで、日本で初の商品展示会を開催した。新生児を対象としたBaby(50cm~92cm)、未就学児童向けのKids(92cm~128cm)、小中学生向けのYoung(134cm~170cm)を展開。そのほか、マタニティーウェアをそろえた。

<女児向けキッズライン>

BabyとKidsは23店、Youngは13店で販売する。

<女児向けヤングライン>

<男児向けヤングライン>

豊富なサイズ展開が特徴のひとつで、Babyは50cmを起点に6cmきざみで92cmまで8サイズを展開。Kidsは92cmを起点に6cmきざみで128cmまで7サイズを展開。Youngは134cmを起点に6cmきざみで164cmまで6サイズを展開する。

<靴も展開>

靴や靴下も販売し、大人のウィメンズウェア、メンズウェアと同様に全身のコーディネートを打ち出した。キッズ・ベビー専属のデザインチームを擁しており、可能な限り早いタイミングで新商品を投入している。

<アジャスター付きのベビーのパンツ>

新生児向けのベビー商品では機能性も重視した。1~2歳までの新生児は上半身よりも下半身の成長が速いため、アジャスター付きのパンツを投入した。4か月~6か月までの新生児を対象としているが、子ども成長次第では、1年以上は着用できる商品という。

<オーガニックコットンを使用したベビー商品>

H&Mでは2012年に、2020年までにすべての商品のコットンをサスティナブルコットンに変更する方針を打ち出している。サスティナブルコットンとは、オーガニックコットン、リサイクルコットン、ベターコットン(農薬の使用を抑えたコットン)。まずは、子どもの健康を気遣う母親からの要望も高い、乳幼児商品で、オーガニックコットン商品を打ち出した。

<H&M MAMA>

今回は、キッズ・ベビー商品のほか、マタニティーライン(H&M MAMA)も打ち出した。新宿店、イオンモール武蔵村山店、ららぽーと横浜店、ららぽーとTOKYO-BAY店、テラスモール湘南店、名古屋松坂屋店、モレラ岐阜店、イオンモール春日部店、心斎橋店、神戸ハーバーランドUMIE店で展開する。

10月10日からは、ユニセフへの寄付を伴ったキッズ・ドレスアップ・コスチューム・コレクションとしてALL FOR CHILDRENを投入。11月14日から、有名デザイナーとのコラボレーション企画で初のキッズ商品を投入。デザイナーのISABEL MARANTとコラボレートとした商品を、銀座店、渋谷店、新宿店、名古屋松坂屋店、心斎橋店で展開する計画だ。

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