流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





カスタマーズディライト/渋谷にタイ料理カオマンガイの専門店オープン

2014年07月09日 / トピックス商品店舗

飲食店を運営するカスタマーズディライトは7月11日、渋谷にタイ料理のカオマンガイの専門店「ガイトーン Tokyo」をオープンする。

<ガイトーン Tokyo>
20140709kaithong 1

カオマンガイとは、タイの伝統的な料理で、チキンライスに近い料理。タイ語で、カオはご飯、マンは油、ガイは鶏肉を意味し、鶏肉をゆでて出したスープで炊いたタイ米に、ゆでた鶏肉と特製のソースをかけて食べる。

<カオマンガイ>
20140709kaithong 2

カスタマーズディライトは現在、海外店舗としてタイで3店の飲食店を運営する。現地の飲食事情を調査する中で、屋台で行列の絶えない店として「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」社を見つけた。

<中村社長>
20140709kaithong 3

中村隆介社長は「現地の屋台で、カオマンガイを知り、日本でもタイ料理店でカオマンガイを食べたが、どれも現地の味を再現できていなかった。事業でもお世話になっているタイの本物の味を伝えるため、カオマンガイの専門店を出店した」と事業の経緯を説明した。

<厨房>
20140709kaithong 4

カオマンガイは、日本でもタイ料理店のメニューとして提供されているが、専門店の展開は珍しいという。メニューは、カオマンガイ700円、ソムタムサラダ(青いパパイヤのサラダ)150円、スープ50円で、カオマンガイ、サラダ、スープのセットは850円。タイの屋台と同様にテイクアウトにも対応する。

<出店計画>
20140709kaithong 5

1号店の店舗面積は46.5㎡で、10卓20席を展開する。平均月商で600万円~700万円を想定する。年内に、都内で2号店を開店する予定で、将来的には、名古屋、大阪、福岡、仙台、札幌などの主要都市に出店する予定だ。

<客席>
20140709kaithong 6

ラーン・ガイトーン・プラトゥーナムは1959年にタイ・バンコクで創業。現地でも社名は知られておらず、従業員がピンクのユニフォームを着ていることから、ピンクのカオマンガイで親しまれている。

<厨房にはタイの調味料などを陳列>
20140709kaithong 7

日本での展開は、カスタマーズデイィライトの100%子会社のガイトーン・プラトゥーナム・ジャパンが担う。2013年7月に日本国内での独占販売権を取得し、同年8月に法人を設立した。日本進出にあたり、現地の味を忠実に再現することが求められたという。

<鶏のスープで炊いたジャスミンライス>
20140709kaithong 8

そのため、役員を現地に3回派遣し、合計で1カ月半程度の修行を積んだ。料理の要となる鶏は、国産の地鶏を使用。ジャスミンライス(タイ米)、とうがらし、みそ、しょうゆもタイ産を使用。本場のレシピを忠実に再現した。

中村社長は「本場の味の再現をテーマにしているため、品質管理が難しいフランチャイズ展開はしない。料理方法を含め従業員の育成もあり、直営店で地道に全国にカオマンガイを広めていきたい」と語る。

店舗概要
所在地:東京都渋谷区渋谷3-15-2
交通:渋谷駅新南口から徒歩5分
TEL:03-6805-1202
営業時間:11時~23時
席数:10卓20席
店舗面積:46.5㎡

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧