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キンカ堂/自己破産申請、負債45億円

2010年02月22日 / 経営

帝国データバンクによるとキンカ堂(資本金22億824万402円、豊島区南池袋3-10-9、東京都豊島区南池袋3-11-8、代表野萩康氏)が2月22日、東京地裁へ自己破産を申請した。

1945年6月に中古衣料品類販売業者として創業したスーパーストア。1951年8月に法人改組した。衣料、生地などファッション関連のほか、雑貨、食品販売も手がける総合スーパー「キンカ堂」を埼玉・栃木など北関東一円を中心に展開、92年2月期には年売上高約 732億円をあげていた。

最近では、国内外の大手量販店・スーパーの台頭や同業者間での競争激化から売り上げは低迷。2002年からは手芸専門店「バイハンズ」を中心とした出店を進めてきたが好転せず、2008年2月以降はそれまで全体の約2割を占めていた食品小売事業から撤退。2008年から2009年にかけて6店舗(キンカ堂:4店、バイハンズ:2店)を閉鎖した。

キンカ堂8店舗、バイハンズ12店舗での展開を行っていたが、売り上げ減少に歯止めがかからず、2009年2月期の年売上高は約149億円にダウン、債務超過となっていた。

負債は約45億7000万円。

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