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セブン&アイHD/タワーレコードに資本参加

2010年03月02日 / 経営

セブン&アイ・ホールディングスは3月2日、タワーレコードの株式を取得し、資本参加すると発表した。

タワーレコードの株主であるシティグループ・キャピタル・パートナーズ(株式シェア16.54%)とAsia Music Holdings(5.04%)から、相対取り引きによっておおよそ2万株の株式を取得する。

資本参加の狙いとして、エンタテインメント分野の強化、IT・ネット分野の拡大、店舗小売面での連携の3点を挙げている。

エンタテインメント分野の強化では具体的に、タワーレコードの持つブランド力や集客力をセブン&アイグループの店舗ネットワークと組み合わせることによって、CDやDVDの販売拡大を狙う。昨年提携した、ぴあと連携することで、ライブ・コンサートやCD・DVDなどのパッケージ販売の連携を図るとともに、両社の持つ音楽情報を店舗やオンラインなどへ展開していく。

IT・ネット分野の拡大では、タワーレコードがことし1月にリニューアルした総合音楽ポータルサイト「タワーレコードオンライン」と、セブン&アイグループが昨年12月に本格参入したネット通販事業セブンネットショッピングとの連携によって、IT・ネット分野での協力体制を構築する。

セブン&アイグループの店舗ネットワークとタワーレコードの専門店展開との連携を図る。

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