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九九プラス/バリューローソンと合併契約書を締結

2009年03月06日 / 経営

九九プラスは3月6日、ローソンの完全子会社バリューローソンとの合併契約書を締結したと発表した。

九九プラスを存続会社とする吸収合併方式で、合併後バリューローソンは解散する。合併予定日は5月1日、登記予定日は5月上旬としている。

今回の合併は、以前からの業務提携を強化するもの。従来、九九プラスには首都圏でも出店できない空白地域があり、バリューローソンの73店の大半が空白地域をカバーしていた。合併後は空白地域の店舗が加わり、店舗網の拡充と経営基盤が強化され、最大商圏である首都圏のシェア獲得が可能となる。

また、バリューローソンとの人材統合を通じた本部スタッフ機能の補完による商品系、管理系機能の充実、商品の共同開発・共同仕入を通じたプライベートブランドの商品力アップによる売上増、仕入力向上による仕入原価の低減効果での収益力向上が見込まれる。

また、2009年度に営業利益の黒字化が見込まれるバリューローソンの収益は、九九プラスの5月以降の収益に取り込まれる。さらに、個別だった仕入先の集約、店舗数増加による取引数量の拡大と仕入原価率の低減、各種システム統合による新規システム投資負担の軽減など、プラス効果が期待できるとしている。

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