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ユニクロ/柳井会長、海外市場へ「民族大移動」

2010年05月17日 / 経営

ファーストリテイリングは5月17日、柳井正会長兼社長のメッセージで、グローバル化展開に伴い、海外市場へ「民族大移動」として、「今後は、採用から育成までをグローバルで行う体制を整え、世界中で活躍できる店長を毎年1000名送り出したいと考えている」と公表した。

ニューヨーク、ロンドン、パリのグローバル旗艦店の売上が好調で、出店しているすべての国で、2010年8月期の上期で黒字を計上。

グローバル展開が軌道に乗りはじめ、このチャンスを最大限に生かす考えで、パリやニューヨークに、5店舗~10店舗と出店する必要があり、来年度には、ニューヨーク5番街にグローバル旗艦店を出店する計画としている。

また、アジア市場において、中国・香港、韓国を中心に出店を加速化し、アジア市場で圧倒的なナンバーワンになることを目指すという。

海外ユニクロ事業の売上高は、ユニクロ事業全体の1割を超える水準になり、「今後5年間で、海外ユニクロの事業規模が国内ユニクロを越える」ことを掲げ、成長を加速させるとしている。

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