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チュチュアンナ/売上拡大で物流センター整備

2010年08月10日 / 経営

女性用靴下・インナー製造小売のチュチュアンナは8月17日、物流センターを移転して本格稼動する。

同社は、2005年から店舗開発を強化し、毎年35店舗~40店舗を新規出店しており5年前と比較して店舗数は約2倍の189店舗、売上は約2.5倍の172億円に成長している。

今後の売上拡大を目指すためには、物流の保管・処理能力増強をおこない、安定した供給体制を確立することが不可欠であると判断した。

新物流センターの稼動によって保管能力が従来の約2.6倍に向上することから、保管拠点が集約化され、配送効率の向上や物流情報の一元管理が実現する。

新物流センターにはストックフロアからピッキングフロアまで商品を運ぶ、バーコードリーダー搭載の商品自動補充機器を新たに導入する。同機器の導入により、ストックエリアのレーンに商品を置くだけでピッキングフロア内の該当エリアまで商品が自動で移動するため、人の手による移動作業が大幅に削減され、業務効率の改善が実現する。

物流センター移転と稼動にともない、抜本的な業務効率の改善を図っていく。

新物流センター概要
施設名:チュチュアンナデリバリーサービス
チュチュアンナ大阪ロジスティックスセンター
所在地:大阪市住之江区柴谷1-2-23
敷地面積:1万726㎡(3,245坪)
延床面積:1万7342㎡(5,246坪)
構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造・地上4階建
トラックバース1階:大型車(11トン12台)、小型車(2トン12台)2階:小型車(2トン28台)
保管能力:約1万7200トン

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