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伊藤忠食品/第3四半期の営業利益25.7%増

2010年08月10日 / 決算

伊藤忠食品が8月10日に発表した2010年9月期第3四半期決算によると、売上高は4352億1100万円(前期比4.9%減)、営業利益41億2700万円(25.7%増)、経常利益43億6000万円(28.4%増)、当期利益23億4800万円(25.7%増)となった。

大手量販店を中心とした組織小売業との取引強化を推進したが、酒類卸売業との取引減少や前期に実施した連結子会社の売却により、売上高は減収となった。売上高の減少による売上総利益の減少はあったものの、物流関連コストの削減などコストマネジメントの強化により販売費及び一般管理費が減少し、営業利益は増益となった。

商品分類別の売上高は、ビール1017億1600万円(3.8%減)、和洋酒699億2200万円(0.3%増)、調味料・缶詰726億5800万円(8.8%減)、嗜好・飲料861億4900万円(3.6%減)、麺・乾物338億8600万円(7.8%減)、冷凍・チルド223億7000万円(1.0%減)、ギフト328億4300万円(9.5%減)、その他156億6200万円(1.3%減)。

業態別売上高は、卸売業737億6500万円(11.2%減)、百貨店197億7400万円(17.1%減)、スーパー2481億3300万円(1.8%減)、CVS・ミニスーパー557億1300万円(0.8%減)、その他小売業190億7400万円(14.3%減)、メーカー他187億5100万円(3.5%減)。

通期は売上高6140億円(1.3%減)、営業利益54億7000万円(10.5%増)、経常利益60億円(17.6%減)、当期利益32億6000万円(9.1%減)の見通し。

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